Valerie Key のお人形
私の宝物の一つにValerie Keyというイギリス人の作家が作ったお人形があります
人形を習い始めた頃に出会った彼女の人形は とっても可愛らしくて 人形を作っているにもかかわらず
あまりの可愛らしさに買わずにはいられなかったのです
買った後も自分の作ったどの人形よりも彼女の人形は可愛くって沢山いる私の人形の中で一番目立っていました
とても高かったのですが 見るたびに嬉しくて・・・・・・・・・
何度もケースを開けては 後ろを向けたりスカートをめくったり・・・・・
私の作品もValerieのお人形が私に与えてくれた幸せと同じように
購入いただいた人が幸せを感じられる・・・・・そんな人形作り目指しているのです
まだ この人形にはお話があるのです 実は 初めてイギリスを旅行する事になった時 ロンドンの郊外にある知り合いの家を尋ねる予定でいたのですが 住所を見たら 何とValerieの住所と近かったのです 思わず 尋ねる予定の知り合いに住所を伝え 彼女の家を訪問したいとお願いしたのでした そしてアポイントを取ってくれ いよいよValerieに会える事になったのです |
彼女の人形には小さな紙にValerieのサインと どんな所で作っているのか説明文が英語で書いて添えてありました そこには「イギリスの田舎の村の小さなコテージで親子で作っています・・・・・」 っと添えられていました ロンドンに到着した私はいざ 知人と一緒に彼女の家を尋ねる事に・・・・・・ でも 住所らしき所をどんなに探しても小さなコテージは出てこないのです 近所の人に聞いて指差された門の中を車で進んで行くと 何とびっくり!大きなお屋敷が・・・・・・・・ 実は そのお屋敷が彼女の家だったのです 彼女は とても優しく私達を迎えてくれ 家の中を案内してくれたのです そして 念願の人形工房も・・・・・・・ |
確かにありました・・・・・・小さなコテージが 学校のグランドほどもある広い芝生が引きつめられたガーデンの隅に・・・・・・ 住んでいる大きなお屋敷からは想像できないような可愛らしく小さなコテージハウス そこが彼女のアトリエでした そして娘さんもお見えになりました 棚には彼女の作品がぎっしり並んでいて 興奮状態の私でした そして左の彼女のお人形をまたも買ってしまったのでした 何枚か写真を撮ったのですが 引越しの際にどこかに紛れこんでしまい お見せできなくて残念です・・・・・・ そして私がお邪魔した後に 何人かの日本人が尋ねて行ったらしく 今は 彼女の住所は掲載されず 彼女も対応しきれずに 訪問を断っていると言う話を知人から聞いたのでした |